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ボヤン賞の応募規定ができた。

宮崎学である。
5月のさわやかな空気とは裏腹に、なまぐさい風の吹く政治の季節であるな。電脳突破党員はこの一月を大いに楽しむように。敵のほうもいろいろ魑魅魍魎が墓場の下から立ち上がってきとるでえ。激震もあるかもしれん。わしはナマズのヒゲをつかんでおる。どのぐらいおおきいかちょとまだ計りかねておるがそうちいさなもんではないようであるが、この話はもうすこし、しもとく。
昨日は、わしはいけなかったが、ボヤン賞委員会が正式発足した。このような細かい仕事はぜんぜんあかんから檸檬屋オヤジとその仲間に頼んで、電脳キツネ目組はホームページを担当する。また組員の水野蝙蝠が会計を担当するなど、縁の下でいく。だいたい、こういう素性の良い賞には、わしなどが「作家」などと大きな顔などしておらんほうがよろしい。一応、委員になっとるけど、そのうちもうすこしマシな人にかわってもらおう。
住枝オヤジが「ボヤン賞発足の記念音楽会」をやりたいというので、6月16日(金曜日)の夜に、北トピアで音楽会をやる。なぜか司会は栗本慎一郎がええやろという話がある。選挙とは全く無関係であるから、電脳突破党員はぜひとも出席するように。あはは。
ボヤン賞のあらましはつぎのようなものだ。
外国人留学生のための日本語文学新人賞
第一回ボヤン賞原稿募集
外国人留学生の日本語は、学習の領域を超えて目をみはるほどに成熟し、その表現力も高いレベルに達していると言えます。ボヤン賞は、そうした人たちの文学作品を多くの人に知ってもらおうという気持ちから生まれました。たんなる意見や、主張ではなく、日本語の表現としてすぐれた、新鮮で個性的な作品を期待しています。ふるってご応募ください。
本賞は、ボヤンヒシグさん(中国・内モンゴル自治区生まれ)の名前にちなむものです。ボヤンヒシグさんは1992年から2000年まで8年間の日本留学生活をまとめた詩文集『懐情の原形』(2000年)を刊行。その清新な日本語表現が高い評価を受けました。
【主催】 ボヤン賞委員会
【選考委員】
荒川洋治(委員長) 現代詩作家
ほか
【応募資格】
日本で勉学する外国人留学生(日本語学校生を含む)、または卒業後数年以内で日本滞在中の者。
【応募方法】
☆ 応募作品は未発表のもの。ただし、発表されたものでも選考委員会が認めたものは選考対象とす
る。
☆枚数は400字換算で、短編小説は約30枚、エッセイは5枚から10枚、詩は3編(合わせて200
行以内)とする。
☆ 締め切りは 2000年11月30日(当日消印有効)
☆ 原稿の表紙に住所、氏名(ペンネームの場合は本名も)、年齢、性別、電話、国籍 略歴を記すこと。(原稿の返却には応じません)
☆郵送先は
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里 3-14-13 コニシビル201
檸檬屋内 ボヤン賞事務局
☆発表は12月中旬主要新聞紙上で。同時にインターネットWEBサイト上でも発表する。
☆主賞として金工家・北村鐘氏制作のトロフィー、副賞は、金30万円と一般公募の記念品多数。
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むろん盗作はあかん。
まあ、賞金30万円ぐらいというのはそのような気をおこさせないためにもええ金額やろな。1億円とかやったらわしも留学生になりすまして応募するがな。ただ副賞1000募集が成功してしまうとそのような危険がない、とはいえない。これについては妙に度胸の良い檸檬屋オヤジが事務局長として「応募者にダマされたらわしら委員会の負けということだ」とえらいイサギの良いことを言っておる。文学の世界にもヤクザににた度胸というのがあるもんやの。
主賞をつくってくれることになった北村氏は、檸檬屋のオヤジのダチで、おなじくアル中だが、えらいよろこんでやってくれるそうで、昨日はほぼ最後までシラフだった、という驚くべき報告がきている。あれは組員となぐりあい寸前になったかなんかの武勇伝の持ち主であったように記憶しているが、チュウ金家としては日本で5指に入るらしい。つまり、かれが作るトロフィーというのはそれだけで100万円ぐらいのネウチがあるちゅうわけや。むろん、賞委員会にはそんな金はないので材料費しか払わない。
副賞は充実してきたで。
タコヤキ班からは「タコヤキ屋の傳右衛門はんが『とりにきてくれるならレタス1000個だす』ゆうてまっせえ」ゆうとるし、来日中のアマゾンの南米本部長からは「ウチまで来てくれるならピラニアの刺身食い放題、これないときは刺身をわしが食ったあとの皮でつくった剥製どないだ?」とか、南方熊楠の会からは「大吟醸清酒熊楠」を、などなどきてる。
これはそのうち整理して番号および申し込みリストを作成しておくように。これら副賞提供者には、記念バッチみたいなもんを考えている。北村氏が「自分がやる」というていたが、あれはアルチュウだからあてにしないように。肝心の「懐情の原形」がうれとるのかどうかはいまいちようわからんが、いくつか感想をいただいているので紹介しておく。
突然ですが、読後の感想
『懐情の原形』受け取りました。連休前の代金を払い込む前に届いたので、恐縮しな
がら、連休明けに郵便局で入金を済ませました。すばらしい本をありがとうございま
した。
この本は丸善のWEB上の本屋でも注文できるようになったので、郷里の母に送り先
を指定してそちらから別に母の日の贈り物として一冊送っておきました。
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読むことを急ぐ必要の無い、良い本だと思っています。
たった一ヶ月で世に出たのが不思議な気がします。
大事にします。どうも有難うございました。
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ボヤンさんの本ですが、内容はWebで見てたので、そのとおりでしたが、
装丁がすばらしいのにびっくりしました。りっぱな本になりましたね。
表紙の青もいいですね。帯まで豪華ですね。帯、捨てられないですね。
サインもありがたくいただきました。
さて、ちょっとした疑問なのですが、ボヤンさんの名前についてです。
姓はボヤン、名はヒシグ、とすなおに受け取っていいのでしょうか?
それとも姓と名は逆でしょうか?
でも本には区切りなしで「ボヤンヒシグ」となっているので、姓と名の
区切りはないのでしょうか?
じつは以前読んだ本に、モンゴル人には元々、姓にあたるものがない
と書いてあったような記憶があるのです。
つまらない質問ですが、もしご存知でしたら教えてください。
それから、例のボヤンさんのお友達の留学生はその後どうなったのでしょうか?
かなり
物騒な容疑になってしまったようなので、その後ホームページで話題に
なっていないことが逆にとっても気になっているのです。
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届きました。ありがとうございました。
大切に大切に読ませていただいています。
自分が読み終わったら友達にも紹介したいと思っています。
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ゆっくりと読みたいところなのですが、この所じっくりと落ち着く間も無く、
最初少し読んでから、この本は贅沢に時間を使いながら読まねばならない本だと
判り、現在踏破までお預けの状態です。仕事が落ち着いてくれれは、感想なども
お便り出来るのですが(^^;
ボヤンさんをはじめ、宮崎さん、またちゃーりーさん達キツネ組の方々には、
いい本と巡り合わせ頂ける機会を下さった事に対して、御礼申し上げる次第で
す。
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「母の日に母にプレゼントしました」というのは嬉しい。ボヤンは、正式には「ボヤンヒシグ」さん、であって、意味は「ボヤン」も「ヒシグ」も「幸い」を意味する、と言っていた。
では、わしはまた魑魅魍魎とのタタカイの世界に戻る。
2000年 5月 19日 宮崎 学
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